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林間抄残光



上田 薫/著

定価:本体3500円+税
四六判・上製/270頁
発刊日 2014年3月25日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01898-7

教育哲学の最高峰、上田薫の最終論考。日本の教育や社会の未来に対する危機感あふれる論考・エッセイと、著者の思想が凝縮された俳句400余句を収録。卆寿を経てもなお衰えぬ深い思索と強い志が全編にみなぎる、教育関係者必読の書。
__九十路春ひとり来てまたいつかひとり 薫

こんな方にオススメ
・日本の教育や社会の未来に危機感を抱く教育関係者。
・教育哲学研究者。
・俳人。

目 次
まえがき
前篇 林間抄残光
 第一章 老い深くして未来を思う
  ・人類は危うくないか―環境問題の論
  ・人類絶滅を直視して生きよ―わが裏通りの論
  ・この道をゆき またこの道をゆく 尽きる日なく
  ・書斎の思い出
  ・信州六十有余年―ただ遺すがごとく
  ・なぜ私は教育に思いを向けたか
 第二章 カルテにいのちあれば
  ・安東滅びずと
  ・カルテの論
  ・バランスと間
  ・少し困難に思える道を
  ・近き未来への提言
 第三章 その人への思いなお尽きず
  ・たまたまのこと つなぎいるは母か  西田幾多郎
  ・夕茜のひと  長坂輝子
  ・重松さんのこと  重松鷹泰
  ・無二の人逝く  務台丈彦
  ・愛すべき作曲家  原六朗
  ・母の歌父の歌
  ・わが若き日の歌
 第四章 ひとり行けどひとりを行けど
  ・大震災老いも刻まれて消えず
  ・競争というものの悪―人間像論
  ・勝利至上のこと
  ・わが少年の日
  ・戦争とそのころの私
  ・その卑劣は許しがたく
  ・文について
  ・九十路のよろめきおれど
  ・孤独とわが十一面と
後篇 残光 上田薫句集(全)
 第T章 冬雲の章
 第U章 圏外の章
 第V章 残光の章
 第W章 幽明の章
 補遺

思想と表現の均衡―上田薫の俳句の深さ  橋本輝久
私の俳句と実作について  上田 薫
略歴とそれにそえて


著者紹介
上田 薫

1920年生まれ。
京都大学文学部哲学科卒。名古屋大学教授、信濃教育会教育研究所所長(兼任)、東京教育大学教授、立教大学教授、都留文科大学学長をつとめる。1946年文部省に入り、社会科創設にあたり一次二次の学習指導要領作成。1958年文部行政を批判し社会科の初志をつらぬく会を結成、責任者となり今日に及ぶ。
その他の関連書籍(黎明書房刊)
『人間の生きている授業』
『戦後新教育の挑戦』(上田 薫著作集G)
『系統主義とのたたかい』(上田 薫著作集H)
『教師と授業・続林間抄』(上田 薫著作集K)
『人間のための教育・社会科とその出発』(上田 薫著作集L)
『教育は立ちなおれるか・層雲』(上田 薫著作集M)

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