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軽度の知的障害のある生徒の就労を目指した青年期教育
職業教育、生徒指導・日常生活の指導・道徳の授業、共生教育
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渡辺明広/編著
定価:本体2400円+税
B5判/126頁
発刊日 2014年7月25日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01900-7
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「理論と概要」編では、知的障害の程度が比較的軽度の生徒の就労を目指した青年期教育の現状の把握と課題について詳説。「実践事例」編では、生徒の就労と課題の克服に取り組んだ静岡県内の特別支援学校など10校の実践を収録。特別支援学校高等部の職業教育・進路指導の指針となる本。
こんな方にオススメ |
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・特別支援学校(知的障害)高等部の先生方。 ・知的障害のある子どもの保護者の方。 ・特別支援教育に携わる方。
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読者の声 |
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目 次 |
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はじめに 理論と概要 1 軽度知的障害生徒の高等部教育の現状と課題 ・高等特別支援学校等や職業学科の設置状況 ・職業教育中心の教育課程 ・進路指導の枠組み /他 2 キャリア発達の視点を踏まえた職業教育 ・産業現場等における実習 ・働き方を身につけるポイント1―補完手段の活用、補完行動の獲得― ・働き方を身につけるポイント2―ストレス・疲れのサインとコントロール― /他 3 自己肯定感や自信につながる生徒指導、日常生活の指導、道徳の授業 ・学校における生徒指導体制 ・メモリーノートの利用 ・特別支援学校学習指導要領と道徳の授業 /他 4 学び合い、育ち合いの共生教育 ・青年期における共生教育 ・共同学習1―各教科等の授業交流― ・地域との交流と活動―地域に貢献する作業活動― /他 実践事例 1 Tさんの企業就労への道 ―実習先の作業課題分析と職業生活への移行支援― 2 自分の良さを知り、周囲の人の良さを認めて、働く力を高める ―エコ平板作業での人間関係形成能力の向上を目指して― 3 働くための実践力を身につけるために ―週1回、1日の地域作業学習を中心に、ものづくり作業学習、現場実習を通して― 4 パソコン入力への挑戦 ―職業と連携した入力システムの改善― 5 農業高校ならではの環境を生かした3年間のキャリア教育 ―Dさんの人間的・職業的な成長を追って― 6 補完行動を獲得しながら自らを調整して作業を進めるために ―Uさんの自分を大好きになる魔法の言葉“大丈夫”― 7 ワープロ検定とアビリンピック大会を目指して ―特技を生かし、自己肯定感を高めて、現場実習に挑む― 8 自己理解を図り就労に結び付けるために ―カウンセリング、ストレスマネジメント、マッピングを生かして― 9 「キャリアプランニング・マトリックス(試案)」の視点を取り入れた道徳の実践 ―働く力を高めるために、自分への気づきをベースによりよい人間関係を築く力を育成する― 10 よりよく人と関わり合いながら思春期・青年期を生きる ―自閉症スペクトラムのあるYさんへの心と体に対応した性教育―
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著者紹介 |
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渡辺明広
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1949年生まれ。 三重大学教育学部附属養護学校(現在は特別支援学校)で、21年間、児童生徒の学習指導や生活指導、進路指導などに当たる。2004年度からは、静岡大学教育学部で、「知的障害教育課程論」「知的障害者指導法」「障害児福祉論」などを担当。08年度から同大学院教育学研究科教育実践高度化専攻(教職大学院)の教授。11年度から同教育学部附属特別支援学校校長を併任。各地の特別支援学校を訪問し、キャリア発達の視点から、学習活動の創造や授業づくりを進めている。
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