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「図画工作」という考え方



宮坂元裕/著

定価:本体2000円+税
A5判上製/183頁
発刊日 2016年5月26日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01918-2

図工科教科書の監修者が、「育成すべき資質・能力」の内、感情や感性に関わる重要な部分を担う図工科教育の現代的意義を詳述。図画工作科の成り立ちや現代における「図画工作」の本質と役割を語る。

こんな方にオススメ
・図工科教育に携わる先生方。
・日本における造形教育、美術教育の研究者の方。
・次期指導要領と図工科の関係について深く考えてみたい先生方。

目 次
はじめに

第一章 「図画工作」という考え方

教育の目的
「図画工作」の誕生
「図画工作」という考え方に至る今までのこと
「図画工作」における現在の問題 ―デジタル・ネイティブにどう対応するか―

第二章 試行錯誤という教育の方法

学校教育における失敗の意味
自分のイメージを持つこと
「図画工作」の目標
「情操」について

第三章 「図画工作」授業者の技能

「図画工作」授業者の技能
戦後学習指導案の変遷
「見る」ことの教育
「子供の絵を見ること」について
鑑賞教育の現在
平成元年度時点での図画工作科と生活科との関係について

第四章 「図画工作」の様々なこと


第五章 「図画工作」の実践


付録・『「造形教育」という考え方』主要部分再録

おわりに


著者紹介
宮坂元裕

1940年生まれ。東京教育大学教育学部芸術学科彫塑専攻卒。東京教育大学附属小学校教官。上越教育大学助教授。横浜国立大学教育学部教授。東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科教授(併任)。横浜国立大学教育学部附属横浜小学校校長(併任)。などを経て2006年3月退職。
現在、横浜国立大学名誉教授。
文部省小学校学習指導要領(図画工作)、同指導書作成協力者。公益社団法人日本美術教育連合理事長を経て、現在、公益財団法人教育美術振興会、公益財団法人三菱UFJ環境財団の各理事。読売教育賞選考委員。日本文教出版図画工作教科書監修者。
その他の関連書籍(黎明書房刊)
『人気教師の体育・図工の仕事術46』松本格之祐・宮坂元裕著

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