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スポーツ学の射程
「身体」のリアリティへ
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井上邦子・松浪 稔・竹村匡弥・瀧元誠樹/編著
定価:本体2000円+税
A5判/199頁
発刊日 2015年9月1日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01921-2
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「0.01秒差による勝敗に意味があるのか」「メダルを多くとるために故意に負けるのは問題か」など、スポーツを思いもよらない視点で追究し、数々の謎を解く18編。読者を知的冒険へと誘い、スポーツに対する見識を深める1冊。
こんな方にオススメ |
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・体育教師。 ・体育教育、スポーツに携わる方。 ・スポーツに関する様々な知識や視点を得、見識を深めたい方。
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目 次 |
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まえがき
T章 〈競争〉を問う 1 スポーツにおける判定を考える 審判の現状と問題性 2 「無気力試合」を「問題」とする問題 3 レースは過酷だったのか アムステルダム五輪女子800m走のメディア報道がつくった「歴史」 4 スポーツと国家 国はスポーツに何を求めたか、東ドイツの場合
U章 〈歴史〉を紐解く 1 体罰の起源を探る 日本の教育制度と体罰 2 軟式庭球の名づけ 明治期の名前を中心に 3 戦時下のプロ野球 なぜ昭和19年も公式戦が可能だったのか 4 集団体操時代の「変な体操」 日本体操とその周辺 5 学校体育に初めて正式採用された体操 6 20世紀初頭の体操改革運動が残したもの F.ヒルカー(Franz Hilker、1881-1969)の業績に焦点をあてて
V章 〈民俗〉をみつめる 1 野見宿禰は河童なのか 「橘」と兵主の関係から探る 2 舞台における〈武〉から何が見えてくるのか アイヌ古式舞踊「エムシリムセ」の伝承から考える 3 ヨーロッパ球戯考 カルマとギルマイスターの「系図」を手掛かりとして 4 バスク地方のペロタ球戯と教会 16・17世紀の古文書を中心として
W章 〈身体〉を感じる 1 生きる/動く、からだ モンゴルの暮らしからの問いかけ 2 身体という盲点と出会うために ダンスにはじまる身体、そしてボディ・インタラクション 3 「からだ」の探求者 野口三千三と竹内敏晴のからだ論への扉を叩く 4 「生きもの」としてのからだといのちを考える 竹内敏晴の思想にふれて
あとがき
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著者紹介 |
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井上邦子・松浪 稔・竹村匡弥・瀧元誠樹
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●井上邦子 奈良教育大学准教授(博士、体育科学) 専門:身体文化論
●松浪 稔 東海大学教授(体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)博士(体育科学) 専門:スポーツ史、スポーツ人類学、スポーツ文化論
●竹村匡弥 21世紀スポーツ文化研究所特別研究員 専門:河童は何ゆえ相撲を好むのか。見落とされてきた「相撲史」の再構築
●瀧元誠樹 札幌大学スポーツ文化専攻教授 専門:武と舞の同根性、武術のグローバル化
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