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大正の教育的想像力
「教育実際家」たちの「大正新教育」
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立川正世/著
定価:本体2600円+税
A5判/260頁
発刊日 2018年9月15日
ISBN番号 ISBN978-4-654-02304-2
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大正新教育は新たな教師中心主義を創出した。実践による自己実現を可能にした。現場で気概を持って奮闘した教師たちの主張と実践に焦点をあて、大正新教育の社会的・歴史的意味とその限界を解明。
こんな方にオススメ |
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・「大正新教育」に興味・関心のある方。 ・「教育」というものを体系的に深く考えたい方。 ・著名な教育実践家の実践の数々を知りたい方。
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目 次 |
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第一章 「教育実際家」たちの「大正新教育」 ・ 「教育界」の活性化 ・ 教師の「教育権」の伸張 ・ 「教育実践」の成立 第二章 「教師」の「人生論」と「教育論」の〈あいだ〉 ―二十世紀前半を生きた教師たち― ・ 師範学校附属小学校の教師たち ・ 公立小学校の教師たち?戦前 ・ 女教師たち /他 第三章 羽仁もと子の「家庭―学校―社会」 ・ 家庭改良と良妻賢母主義 ・ 学校教育への展開 /他 第四章 澤柳政太郎の「教育改造」構想 ・ 世論作り ・ 「教職の専門性」の確立 ・ 「児童本位の教育」 /他 第五章 野村芳兵衛の「生活教育論」 ・ 大正期の「生活教育論」―「生活観照」と「生命信順」の教育 ・ 昭和期の「生活教育論」―「生活学校」と 「生活訓練」の教育 ・ 「生活教育論」の位相 第六章 千葉命吉の「一切衝動皆満足論」 ・ 価値論・方法論 ・ 教育論 /他 第七章 及川平治の「動的教育論」 ・ 三つのテキスト ・ 概念枠組みの検討 /他 第八章 木下竹次の「学習法」 ・ 「学習」 ・ 「生命」 /他 第九章 手塚岸衛の「自由教育論」 ・ 批判哲学とベルクソン哲学 ・ 「自由教育」の理論 /他 終章 「大正新教育」の「教育論」パラダイム ・ 「教育」と「哲学」 ・ 「教育の目的」と「人生の目的」 ・ 「個人」と「社会」 ・ 「修養」と「教養」 補論 戦後教育再考―「教育問題」パラダイムを超えて ・ 「教育問題」の成立 ・ 「校内暴力」再考 ・ 「学校」と〈教育〉 /他
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著者紹介 |
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立川正世
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1949年愛知県生まれ。1972年名古屋大学教育学部教育学科卒業後、愛知県内の小中学校の教員となり、1985年退職。その後名古屋大学大学院教育学研究科博士課程に入学。同課程満期退学後、愛知県内の短大・大学の講師・特任教授を勤め、2015年退職。
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