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小学校社会科実践の不易
新学習指導要領の実現に向けてのヒントがいっぱい社会科実践集
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出井伸宏(名古屋市教育センター研究調査部長)/著
定価:本体2000円+税
B5判/157頁
発刊日 2020年2月10日
ISBN番号 ISBN978-4-654-02329-5
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生き生きと学びを追究する子どもが育つ歴史学習など、新学習指導要領「社会科実践のキーワード・キーセンテンス」実現のヒントとなる実践が満載。
こんな方にオススメ |
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・新学習指導要領「社会科実践のキーワード・キーセンテンス」の実現の方法について研究したい先生方。 ・子どもが生き生きとするような具体的な社会科の実践例を探している先生方。 ・「社会科」の教材研究について今一度学びたいと考える先生方。
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目 次 |
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はじめに
T 新学習指導要領「社会科実践のキーワード・キーセンテンス」実現のヒントとなる実践 1 「地域の実態を生かし、児童が興味・関心をもって取り組む学習」 Theme1 世の中の様子を生き生きと追究させる歴史学習の指導 ―地域の素材を生かし、具体的な活動や体験を重視して― 実践例1「柴田勝家と戦乱の世の中」 実践例2「徳川家康と名古屋城―石垣づくり―」 実践例3「幕府の農民統制と一色村」 ★6年 地域素材を生かした歴史学習 基本的な学習の流れ Theme2 生き生きと学ぶ子どもが育つ歴史学習をめざして ―学習を進める歴史トラベラーの活躍を支援して― 実践例1「地域の歴史を学ぼう―黒石の古窯跡―」 実践例2「織田信長と戦乱の世―桶狭間の戦いの謎に迫る―」 実践例3「戦後50年 戦争と新しい日本の出発―燃え上がる名古屋城を出発点に―」
2 「学校教育目標実現に向けて社会科(低学年の場合:生活科)を核としたカリキュラム・マネジメントの推進」 「グローバル化する国際社会に主体的に生きる子どもの育成」 Theme1 みんな「地球の子」をめざして ―地球社会の一員であるという自覚を育てる5年生の社会科指導を通して― 実践例1「タイの浮稲づくり―古川市と比べてみよう―」 実践例2「これからの水産業―巨大マグロはどこから―」 実践例3「公害とわたしたちの生活―身近に迫る酸性雨の被害―」 Theme2 育て! 資源を守る地球の子 ―牛乳パックの大変身をきっかけにして― 実践例1 牛乳パックの大変身 実践例2 かぞくっていいな
3 「社会に見られる課題の教材化」 「社会に見られる課題を把握して、その解決に向けて社会への関わり方を選択・判断する力、 選択・判断したことを表現する力の育成」 Theme1 黒石に学び、黒石に育つ子どもたち 実践例1 押しボタンと黒石の交通安全 実践例2 黒石の開発 Theme2 日本の産業を憂える子どもたちとのあゆみ ―21世紀の産業の発展と生活のあり方を探究し続ける子どもたちをめざして― 実践例1「これからの米づくり―平成米騒動にかかわる反応を全国の農家に取材―」 実践例2「これからの水産業―マグロの大量消費をどう考えるか―」 実践例3「これからの自動車工業―ディーゼルエンジン車をどうすべきか―」 ★5年 産業学習構想図 米づくりの実践にて これからの水産業の実践にて これからの自動車工業の実践にて
4 「具体的な体験を伴う学習の充実」 Theme 働く人々の苦労・努力・工夫に目を向けさせる社会科指導 ―「触れてみる、やってみる、考えてみる」の段階を追って― 実践例1「米の生産」 実践例2「自動車工業のさかんな都市―豊田市―」 実践例3「わたしたちの生活と伝統的な工業―有松絞り―」
U 令和実践に向けてのヒント 1 「主体的・対話的で深い学びの実現につながる」指導スキル「意思表示板」
2 指導体験記録「歴史トラベラー」(6年)の実践から、「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」への可能性を探る
おわりに ―指導体験記録と社会科教師としてのわたしの育ち― あとがき ―本書を書き終えて―
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著者紹介 |
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出井伸宏(名古屋市教育センター研究調査部長)
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昭和38年名古屋市生まれ。昭和62年3月愛知教育大学小学校教員養成課程社会科歴史教室卒業。62年4月から名古屋市で小学校教諭としてスタート。平成15年から名古屋市社会科研究会役員を務め、平成19年文部科学大臣優秀教員表彰をうける。平成24年から名古屋市で校長として勤務。平成26年から名古屋市教育委員会指導室で指導主事、主任指導主事を経て、平成29年4月より現職。教育委員会では「名古屋市教育課程(社会科)」「ナゴヤ歴史探検」(中学生の歴史副読本)等の編集企画・プロジェクトを担当。最近は画一的な一斉授業からの転換を進める授業改善でオランダのイエナプラン教育やPBL等を調査研究。名古屋市の人権教育研修についても推進している。 名古屋市社会科同好会・研究会、名古屋歴史教育研究会、愛知教育大歴史学会に所属する。平成11年名古屋市教育研究員として自己学習力の育成をめざして意思表示板を使った社会科授業づくりについて研究。平成16年と平成28年の全国小学校社会科研究協議会名古屋大会では、大会理論の構築に携わる。
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