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乳幼児がぐんぐん伸びる幼稚園・保育園の遊び環境25の原則
付・子どもの遊びを支える保育者6の鉄則



東間掬子/著

定価:本体1574円+税
A5判/96頁
発刊日 2017年2月10日
ISBN番号 ISBN978-4-654-06098-6

狭い園舎でも、狭い園庭でも、予算がなくても大丈夫! 子どもの自立・協同・創造性を育む園での合理的な遊び環境の整え方を写真とイラストで紹介。保育者の悩みのタネ「遊具の奪い合い」等のトラブルも激減。

こんな方にオススメ
・園の遊び環境を、子どもの発達をふまえたものにしたい幼稚園・保育園の先生方。
・園の狭さ、予算の少なさのために、子どもたちの遊び環境を思うように整えられないとお悩みの幼稚園・保育園の先生方。
・幼稚園・保育園の運営に携わる方。

目 次
はじめに

第1 章 子どもの遊び環境・5つの原則
子どもの遊び環境には、可動遊具・設置遊具・小物玩具が必要です!
準備 可動遊具の作り方
準備 設置遊具の作り方
1 設置遊具・可動遊具は、少ない費用で準備できる
2 子どもが動かせる可動遊具は、三段階で取り入れる
3 可動遊具は、「なんとか動かせる重さ」を意識する
4 可動遊具は、数をたくさん用意する
5 遊具は「見える」「自由に出し入れできる」場所に収納する
東間のつぶやき 「可動遊具を導入して気づいた子どもの力」

第2 章 0〜2歳児が満足して遊べる室内環境・6つの原則
子どもの自然な動きに応じた遊び環境づくり
6 子どもの自然な動きの発現率で、室内をエリア分けする
7 まず「小さな動き」の場をつくる
8 「小さな動き」の場に多種多数の小物玩具を用意する
9 「大きな動き」の場に設置遊具を置く
10 「大きな動き」の場で可動遊具遊びも始める
11 「一人遊び」「一人休み」の場をつくれるものを用意する
Column 0歳児でも創造活動ができる!
東間のつぶやき 「乳児の保育室に『大きな動き』の場をおすすめする理由」

第3 章 3〜5歳児が集中して遊べる室内環境・4つの原則
幼児が力を発揮できる環境づくり
12 保育室のテーブルと椅子を移動して使う
13 廊下やベランダを活用して、遊びの場を広げる
14 コーナーは異年齢で共有する
15 5歳児には、知恵を使う遊びのコーナーを用意する
東間のつぶやき 「遊具・玩具は多いほうがいい? それとも?」

第4 章 子どもがのびのび遊べる園庭環境・10の原則
固定遊具や広さに頼らない園庭環境づくり
16 危ない場所を見つけて危険を取り除く
17 子どもを遊ばせたい場所に設置遊具を置く
18 子どもが持ち運べる可動遊具は、多種多数を用意する
19 子どもが持ち運べる可動遊具は、数カ所に分けて置く
20 乳児・幼児のエリアをおおよそ分ける
21 乳児用の砂場を作る
22 砂場には、大量の小物玩具を用意する
23 水遊びをたっぷりさせる
24 自由遊びの時間は、90分確保する
25 園庭の係を決めて、遊具の点検・補充をする
東間のつぶやき 「乳児と幼児が同じ園庭で過ごすということ」

付録 子どもの主体的な遊びを支える保育者・6つの鉄則
1 子どもに引きずられない
2 むやみに言葉をかけない
3 子どもに遊びを教えない
4 子どもの遊びを仕切らない
5 片付けにこだわらない
6 目・声・手を使って安全確保
Column 4年間の遊びの環境づくりが保育の質を上げた

おわりに


著者紹介
東間掬子

こども環境アドバイザー、元杉並区立保育園園長、現在は日本保育学会、日本児童安全学会に研究を継続発表している。

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