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全員を聞く子どもにする教室の作り方
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多賀一郎/著
定価:本体1900円+税
A5判/147頁
発刊日 2012年5月25日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01873-4
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人の話をきちっと聞けないクラスは、学級崩壊の危険度が高いクラスです。反対に人の話を聞けるクラスにすれば、学級も授業も飛躍的によくなります。聞く子どもの育て方を、具体的に順序だてて初めて紹介した本書は、教室づくりの決定版です。
こんな方にオススメ |
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・学級に落ち着きがなく困っている小学校の先生方。 ・人の話を聞けない子どもたちを前にして、どうしたらよいかわからない先生方。 ・子どもの学力が伸び悩んでいる学級担任の先生方。
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目 次 |
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第1章 「聞く」ことの大切さと学級づくり ・なぜ、「聞く」こどもにすれば、学級と授業がよくなるのか ・学級崩壊と「聞く」こととの深い関わり 第2章 「聞く」指導で押さえておきたい七つのこと ・教室で大切にしたい三つの「きく」―「聞く」「訊く」「聴く」 ・「聞く」ことの指導は、躾(しつけ)ではない /他 第3章 どうすれば「聞く」子どもたちを育てられるか ・「聞こう」という意志を持たせる―カクテルパーティー効果 ・教師が守るべき「聞く」ルール /他 第4章 「聞く子ども」に育てるための教師の話し方 ・教師自身が言語環境である ・子どもへの注意は一つに絞る /他 第5章 いろいろな学習活動を、「聞く」視点から見直す ・どうすれば聞いていなければならないという緊張感が作れるのか ・皆で「聴き合う」―カラオケ型発表会からの脱却 /他 第6章 「聞く」力をつける学習ゲーム ・「聞いてQ」―盛り上がる「聞き取り」クイズ ・聞き取りミニゲームで、聞いたことを可視化する /他 第7章 聞くことに視点をあてたグループエンカウンターで、クラスが聴き合う ・ミラーリング・コミュニケーションで、受け止めて聞く ・「友だちレポーター」でわかり合うために聞く 第8章 ふだんの授業で「聞く」ことに焦点をあてる ・アニマシオン(本を使った聞き取り学習)―ダウトをさがせ ・クラス全員が「音読マイスター」になる /他 第9章 「聞く」だけで子どもが変わる絵本の読み聞かせ ・学級教育の目標とつなげて絵本を選ぶことが最大のポイント ・子どもが聞き入る絵本たち―一年生〜六年生、保護者 /他 第10章 「聞く」ルールのある学級づくりをする ・クラスの仲間が「伝えたい相手」になりうるか ・クラスの仲間が、互いに「伝えたい相手」となる手立て 第11章 「聞く力」はこうして評価しよう ・「聞く力」の評価の難しさ ・「聞く力」の評価の具体的な方法 第12章 一人一人の子どもの聞く姿に、どう対応していくか ・話を聞き切らずに、思ったことをすぐ口にしてしまう子ども ・人に厳しすぎる聞き方をする子ども /他 おわりに―まず、教師が聴くこと
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著者紹介 |
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多賀一郎
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神戸大学附属住吉小学校を経て、私立甲南小学校に31年勤務。 元日本私立小学校連盟国語部全国委員長。元西日本私立小学校連盟国語部代表委員。教育研究集団新視界クロスオーバー21主宰。国語研究会「東風の会」所属。 教育の達人セミナー、教師多賀塾など、若い先生を育てる活動に尽力。公私立の小学校・幼稚園などで講座・講演などを行ったり、「本の会」など、絵本を中心とした保護者教育などにも、力を入れている。 ホームページ:「多賀マークの教室日記」 http://www.taga169.com/ |
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