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中学生が書いた消えた村の記憶と記録
日本の過疎と廃村の研究
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堀 真一郎/監修
かつやま子どもの村中学校子どもの村アカデミー/著
定価:本体2200円+税
A5判/176頁
発刊日 2014年10月10日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01907-6
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学校のすぐそばに消えた集落があることに興味をもった中学生が、県内・県外の消えた集落のくらしを現地におもむいて調べ、集落が消えた理由を明らかにする。日本の将来をも見すえた中学生たちの研究に学ぶことは多い。
こんな方にオススメ |
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・日本の過疎問題に興味のある方。 ・中学生の地域研究に関心のある先生方。 ・地域と学校のあり方に関心のある方。
・世界一自由な学校「きのくに子どもの村学園」の教育に興味のある方。
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目 次 |
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変わった学校の変わったクラスの大きな仕事 はじめに ・子どもの村アカデミーとはこんなクラスです ・かつやま子どもの村小・中学校とはこんな学校です 第一章 中野俣の人とくらし−福井県勝山市− 1 中野俣集落のくらし ・村の環境と人口の変化 ・栄えていた時代の産業 /他 2 中野俣が消えた理由 ・山奥ならではの生活 ・自然災害 3 過疎 ・過疎とは何か ・高度経済成長 /他 4 中野俣について考える ・過疎化を止めるには ・村の問題とさまざまな立場 /他 第二章 横倉の人とくらし−福井県勝山市− 1 横倉の栄えた頃 ・栄えた時代の仕事や生活 ・学校と子どもたちのようす /他 2 村がなくなった原因 ・村から人がいなくなる ・雪崩を体験した人のことば /他 3 その後の横倉 ・慰霊碑と神社 ・村が消えても交流する住民たち 4 横倉について考える 第三章 西谷村の人とくらし−福井県大野郡− 1 西谷村の集落 2 くらし ・町と村をつなぐ道 ・民家からはじまった学校 /他 3 廃村 ・村を去っていく人たち ・ダム建設 /他 4 その後 ・石にしてのこした村への思い ・帰りたくなるふるさと 5 西谷村について考える 第四章 日本各地の消えた村 1 徳山村の人とくらし(岐阜県揖斐郡) 2 脇ヶ畑村の人とくらし(滋賀県犬上郡) 3 東ノ川の人とくらし(奈良県吉野郡) 4 廃村になった村の共通点と相違点 第五章 私たちが考える消えた村 1 村が消える原因 ・自然災害 ・ダム建設 /他 2 村はのこすべきか ・豊かな山や林が減る ・村をのこす必要はないという意見 /他 3 過疎化は止められるのか ・過疎化を止めるとりくみ ・行政による過疎対策 /他 4 結論−消える村から何を学ぶか− 参考文献一覧
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監修者紹介 |
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堀 真一郎
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1943年福井県生まれ。 1992年大阪市立大学在職中に、学校法人きのくに子どもの村学園を、和歌山県橋本市に設立。1994年に大阪市立大学を退職し、きのくに子どもの村学園の学園長に専念し、現在に至る。
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著者紹介 |
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かつやま子どもの村中学校子どもの村アカデミー
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1998年、福井県勝山市の誘致をうけて「学校法人きのくに子どもの村学園・かつやま子どもの村小学校」をスタートし、2001年に中学校を併設。子どもの村アカデミーは、中学生が自分たちで、活動のテーマを考えてとりくむクラス。いわゆる担任はいない。
http://www.kinokuni.ac.jp/katsuyama/ |
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