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教師であるあなたにおくることば
「実践する知恵とワザ」をみがく



前田勝洋/著

定価:本体1700円+税
A5判/143頁
発刊日 2016年6月10日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01933-5

40年の教師生活を経てつかんだ、今目の前にいる子どもたちを真摯に育てる「知恵あるワザ」のエッセンスを収録。日々悪戦苦闘する教師を癒し、励ます感動のことばの「くすり」です。

こんな方にオススメ
・経験豊富な先輩教師の「教育実践のエッセンス」や「知恵あるワザ」を学びたい先生方。
・日々目の前の子どもたちに真摯に向き合い、悪戦苦闘する先生方。
・思うように教育実践ができず悩んでいる先生方。

目 次
プロローグ

T 道を拓くことば
1 優しさが拓く世界
 1 明るいあいさつ ――笑顔の力
 2 ありがとう ――教育のはじめの一歩
 3 目力 ――目はうそを言えない
 4 子どもの目線に立つ ――子どもの声が聴こえるようになる
 5 毅然とした教師 ――焦りからの決別
 6 教師の度量 ――子どもの「素直さ」を考える
 7 見上げた教師 ――学級崩壊した子どもたちを担任する
 8 全員授業というバスに乗る ――全員参加をめざす

2 思うようにならない自己を見つめる
 1 思うようにならない壁 ――子どもは生きている
 2 ブレーキを踏む ――根気強さが道を拓く
 3 肩の力を抜く ――困ったことをたのしむ
 4 授業の摩訶不思議さ ――支援という教師の営み
 5 子どもに寄り添う ――困ったことに光を見る
 6 私は少しだけ焦らなくなった ――もっと子どもを信じてみよう
 7 ほめて歓ぶだけ ――すべては小さなことから
 8 闘うのではない、共に歩くのだ ――子どもたちこそ自分の先生

3 キャッチングする吾であれ
 1 指導するということ ――うなずいて、認めて、感動して
 2 聴き合いに軸足を ――自信のない子どもの発言を受容する
 3 緊張で震える子ども ――ていねいに「診察」する
 4 「先生の学級になってうれしい」 ――よいところは意識しないと見えない
 5 予期せぬ発言 ――子どもを未熟な者と見ない
 6 到達目標を職員室に置いてくる ――子どもと向き合う覚悟
 7 閉ざされた心を開く ――交換日記の効用
 8 授業の複線を用意する ――単線では脱線する

4 愛することの意味を問う
 1 できない子に優しいクラス ――今日はこの子を
 2 自分を責めすぎない ――立ち止まって一歩一歩歩く
 3 かわいがることを忘れていた ――「注意の仕方」を考える
 4 子ども理解とは ――ラベルを剥がしていく営み
 5 誕生日のケーキ ――愛は届くと信じる
 6 給食準備中のできごと ――ことばの温度差に気づく
 7 指読み ――読もうとする意欲を引き出す
 8 子どもを励ましたつもりが ――もっと歓びのメッセージを

5 ちょっと無理してがんばる
 1 インスタントな教師 ――プロには覚悟がいる
 2 教室で学ぶ ――授業者のワザを盗む
 3 自分の授業を見る ――見たくもない自分と向き合う
 4 子どもの動きをたのしむ ――欠かせない授業の見通し
 5 学級という基盤 ――学習規律の共有
 6 名簿にチェック ――声かけしない子をなくす
 7 我流から経営体へ ――実践の共有化
 8 教師としての足跡を見つめる ――ライフヒストリー

U 子どもに語ることば
 〈授業編〉
 〈生活編〉

V 保護者と教師をつなぐことば

エピローグ


著者紹介
前田勝洋

豊田市内に校長として勤務し、2003年退職。大学の非常勤講師を務める傍ら、求められて小中学校現場を『学校行脚』して、教師たちと苦楽を共にしている。
弊社ホームページで教育行脚の日々を綴った「教育を拓く」全30編を掲載中。読者から「学ぶことが多い」と、好評を博している。
その他の関連書籍(黎明書房刊)
みんなで、授業というバスに乗ろう!
カンタンでグッとくる「見つけ学習」のすごさ
教育に「希望」をつむぐ教師たち
教師のリーダーシップ力をきたえる
教師の実践する力をきたえる
学級づくりの力をきたえる
授業する力をきたえる

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