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描画からわかる子どもの危機と成長のサイン
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加藤孝正/監修 馬場史津/編
アートセラピー研究会/著
定価:1800円+税
A5判/119頁+カラー口絵4頁
発刊日 2018年1月1日
ISBN番号 ISBN978-4-654-04043-8
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子どもが描いた絵には悩みや葛藤、成長のサインが隠されている。バウムテストや箱庭、動的家族画、動的学校画等から、そのサインを的確にとらえ、子どもの悩みを解決へと導く方法を実例とともに紹介。
こんな方にオススメ |
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・絵画療法に関心のある方。 ・スクールカウンセラー、養護教諭、特別支援教育に携わる方々。 ・専門知識はなくともアートによる子どもたちのケアに強い関心があり、多くの実例を交え実践的な知識をつけたいと考えている教師、親など。
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目 次 |
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はじめに
第1章 アートに表現されたメッセージ 1 子どもの心が表現される ・問題行動は心の叫び ・言葉にならない思いに気づく 2 学校や家庭でのアートの活用 ・表現を受け止めること ・関係作りのアート /他 3 アートについて話し合うこと 第2章 保健室でのアートの活用 1 保健室を訪れる子どもたち ・母親と妹を守るAくん(小5) ・祖母や父親からよく注意されるBさん(小4)/他 2 お母さんと一緒に絵を眺める ・両親の仲が良くないFくん(小3)/他 3 <自由画・バウムテスト 小5> ・母親との絆を取り戻した不登校のHさん 4 <動的家族画 小1> ・寂しい気持ちを我慢しチック症が表れたIさん 5 <コラージュと箱庭 小5> ・足の痛みは心の痛み―卵から生まれた恐竜と一緒に成長したJくん 6 <箱 庭 小1> ・母親の不安から不登校になったKくんの大噴火 第3章 スクールカウンセリングでのアートの活用 ・<バウムテスト・動的家族画・動的学校画 中1> 親の期待に合わせて生きてきたLさんの怒り ・<コラージュ 中1> 施設で暮らすMくんの心を組み立てる作業 第4章 相談機関でのアートの活用 ・<動的学校画 小5> 「学校は楽しい」と言いながら不登校になった不安症のOさん ・<バウムテスト・風景構成法 小4> 言葉で伝えることができなかったPさんの秘密 /他 第5章 特別支援におけるアートの活用 ・<描く様子に注目する 小4> 不登校のUくんが見せてくれた正確な模写 /他
第6章 アートの実施法 1 アートの準備 2 アートの導入・行動観察・説明を聞く 3 アートを理解するためのステップ 4 描画テスト ・バウムテスト ・動的家族画 ・風景構成法 /他 5 アートセラピー ・交互色彩分割法 ・箱 庭 ・コラージュ /他 6 アートの体験から おわりに
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監修者・編者紹介 |
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●加藤孝正
1959年、南山大学文学部卒業。米国イオンド大学名誉博士。臨床心理士。同朋大学人間福祉研究科大学院客員教授、中部大学現代教育学部特任教授、社会福祉法人親愛の里理事長、日本描画テスト・描画療法学会常任理事、アートセラピー研究会代表などを歴任。2017年逝去。
●馬場史津
中京大学心理学部教授。臨床心理士。日本描画テスト・描画療法学会常任理事。アートセラピー研究会会員。
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著者紹介 |
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●
アートセラピー研究会
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平成11年設立。同朋大学の加藤孝正先生のゼミナールを受講したメンバーが自主勉強会を始め、2ヵ月に1回の事例検討会を続けている。メンバーは現在、正会員19名、準会員9名で、中部地方の大学や相談機関、特別支援や相談室の相談員、保健室の養護教諭などから構成されている。以下に研究会メンバーを記す。(50音順)
青山ゆき/市橋ヱイ/菊田まさの/小嶋文乃/後藤邦子/小林早苗/庄司佳美/杉浦好美/鈴木享子/宗田美名子/ア順子/武田葉子/手嶋早奈恵/馬場史津/尾藤ヨシ子/村田由枝/山岡美和/山田 忍/吉田小百合
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その他の関連書籍(黎明書房刊) |
『コラージュ療法』(実践ですぐ使える絵画療法A)加藤孝正監修 杉野健二著 『子どもの家族画診断』(描画心理学双書A)R.C.バアンズ・S.H.カウフマン著 加藤孝正・伊倉日出一・久保義和訳 『描画による診断と治療』(描画心理学双書G)ジェラルドD.オスター・パトリシア・ゴウルド著 加藤孝正監訳 『心身障害児の絵画療法』(精神医学選書D)E.クレイマー著 徳田良仁・加藤孝正訳
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