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増補 山の村から世界がみえる
中学生たちの地域研究



堀真一郎/監修
きのくに子どもの村中学校わらじ組/著


定価:本体1800円+税
四六判/168頁+カラー口絵3頁
発刊日 2019年7月1日
ISBN番号 ISBN978-4-654-02318-9

日本一自由なきのくに子どもの村学園の中学生が、和歌山県の彦谷の歴史と風土と過疎の問題を追求した前著から10年。更に過疎化の進む村について、村人へのインタビューを通し、中学生が考えた増補版。

こんな方にオススメ
・中学生の地域研究に関心のある先生方。
・過疎の地域と学校のあり方に関心のある方。
・世界一自由な学校「きのくに子どもの村学園」の活動に興味のある方。
目 次
増補版への序 ―山の村の過疎化は進む
学園長からのごあいさつ
はじめに

第一章 私たちの村と自由学校
・彦谷とは?
・きのくに子どもの村学園とは?
・わらじ組とは?
第二章 昔の生活にはたくさんの知恵が詰まっていた
・食事
・服
・家
・道具
・学校
・仕事
・交通
・戦争中の彦谷/他
第三章 村が育んだ文化
・結婚式
・葬式
・祭り
・信仰
・方言
第四章 変わっていった自然
・山
・田んぼ
・川
第五章 彦谷をとりまく問題
・過疎(かそ)
・ゴミ処理場
・ダム
第六章 村に自由学校ができた
・彦谷ときのくに子どもの村
第七章 過疎の村の人へのインタビュー ―過疎化を語る
・村が生き残るためには学校が……
・山の価値が下がって村が寂(さび)しくなる
・過疎の村の復興のために
・村の人のお話を聞いて

参考文献
おわりに
山の村から世界がみえる ―増補版おわりに

監修者紹介
堀真一郎
1943年福井県勝山市生まれ。1966年京都大学教育学部卒業。同大学大学院博士課程を中退して大阪市立大学助手。同教授(教育学)。大阪市立大学学術博士。ニイル研究会および新しい学校をつくる会の代表をつとめ、1992年4月、和歌山県橋本市に学校法人きのくに子どもの村学園を設立。1994年に大阪市立大学を退職して、同学園の学園長に専念し現在に至る。

著者紹介
きのくに子どもの村中学校わらじ組
山の中の小さな自由学校、きのくに子どもの村中学校のとびきり変わったクラスが「わらじ組」である。正式の担任がなく、自分たちで学習をすすめる。「わらじ組」というのは、「二足も三足もわらじをはく欲張り集団」という意味である。
その他の関連書籍(黎明書房刊)
新装版 増補・自由学校の設計
増補・中学生が書いた消えた村の記憶と記録
きのくに子どもの村の教育
問題の子ども』(新版ニイル選集@)
問題の親』(新版ニイル選集A)
恐るべき学校』(新版ニイル選集B)
問題の教師』(新版ニイル選集C)
自由な子ども』(新版ニイル選集D)
『ニイルと自由な子どもたち』
『教育の名言』堀 真一郎・滝内大三編

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