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新装版 増補・自由学校の設計
きのくに子どもの村の生活と学習
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きのくに子どもの村学園長・堀 真一郎 /著
定価:本体2900円+税
A5判/290頁
発刊日 2019年1月10日
ISBN番号 ISBN978-4-654-02311-0 |
「隠れ里の自由学校」と渾名される小さな学園で学ぶ子どもたちの伸び伸びとした姿を、初版後の状況も補い紹介。自由学校・きのくに子どもの村学園の草創期を生き生きと描き出した名著の新装版。
こんな方にオススメ |
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・息苦しさのない新しい学校と教育を求める方。 ・愛と自由と創造の教育を貫いたフリースクール運動の原点、ニイルの教育思想の日本での実践に興味のある方。 ・日々、多様な教育の在り方について探求している先生方。 |
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目 次 |
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T きのくに子どもの村の一週間―自由学校の毎日 1 壁のない学校 ・子どもに笑われる ・みんな同じ給料/他 2 喫茶店のある小学校 ・博物館オープンの準備 ・寮生活とホームシック/他 3 山里の小さな学園だけれど ・高校受験について ・通学の子、週末帰宅の子、長期滞在の子/他 U きのくに子どもの村の誕生まで―自由学校の構想 1 不自由な子どもたち―自由学校とは何か ・自由学校への批判 ・不自由な子どもとは/他 2 子ども強制収容所―今、なぜ自由学校が必要なのか ・いじめ現象のひろがり ・不登校は子どもの異議申し立て/他 3 サマーヒル・スクールの実験―自由学校のモデル ・校長がニワトリ泥棒に入る!? ・ニイルの学習観を見直す/他 4 学校の常識を見直す―自由学校の基本原則 ・自己決定の意味 ・デューイと「活動的な仕事」/他 5 先駆的実践に学ぶ―自由学校のパイオニアたち ・日本のオープンプラン・スクール ・フレネ・スクール/他 V 木のくに子どもの村の船出―自由学校の具体化 1 自分自身であること―いま一度、自由学校のめざすもの ・心理的な独り立ち ・教育目標と評価の観点/他 2 一人ひとりがみんなと自由に―自由学校の実際 ・自由選択とミーティング ・大人のチーム/他 3 すべり台をつくる―プロジェクトの実際 ・手や体をつかうホンモノの活動 ・年度初めの活動計画/他 4 怖い話から小数の計算へ―基礎学習の実際 ・基礎学習と教科学習の考え方 ・普通の進路指導は一切しない/他 5 隠れ里の自由学校?―きのくに子どもの村の五年間 ・理念と基本方針の検証 ・保護者との相互理解/他 6 ひろがる波紋 ・デモンストレーションの学校 ・後戻りを始めた日本の学校/他
■学校法人きのくに子どもの村学園のあゆみ
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著者紹介 |
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堀真一郎
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1943年福井県勝山市生まれ。1966年京都大学教育学部卒業。同大学大学院博士課程を中退して大阪市立大学助手。同教授(教育学)。大阪市立大学学術博士。ニイル研究会および新しい学校をつくる会の代表をつとめ、1992年4月、和歌山県橋本市に学校法人きのくに子どもの村学園を設立。1994年に大阪市立大学を退職して、同学園の学園長に専念し現在に至る。
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