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個別最適な学び・協働的な学びの考え方・進め方
個に応じた指導のより一層の充実を目指して
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加藤幸次/著
定価:本体2200円+税
A5判/150頁
発刊日 2022年3月15日
ISBN番号 ISBN978-4-654-02369-1
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「指導の個別化・学習の個性化」教育に長年取り組んできた著者が,Society5.0 時代,予測困難なグローバル化する世界にふさわしい,一斉学習を越えた探究する学習活動などについて詳述。
こんな方にオススメ |
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・一斉授業に代わる新しい授業の形を模索している方。 ・個別最適な学びについて深く学びたい方。 ・個別最適な学びと協働的な学びを教育史に理解したい方。
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目 次 |
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はじめに ―“個別最適な学び”・“協働的な学び”に発展させる―
第T部 “個別最適な学び”・“協働的な学び”の原型を現代教育史に探る 第1章 「指導の個別化」の原型は1960年代に始まるアメリカ連邦教育局の『「個別学習」プロジェクト』にある 1 連邦教育局は3つの「個別学習」プロジェクトを支援する 2 ウィスコンシン大学『個別ガイド教育(IGE)プロジェクト』 3 「学習スタイル」を処遇した「プログラム学習」 /他 第2章 「学習の個性化」の原型は戦後のイギリス教師たちが始めた『インフォーマル教育』にある 1 イギリスの教師たちによる「インフォーマル」教育改革の動き 2 「閉じられた学校」から「開かれた学校」へ 3 学習者の興味・関心を基礎に探究活動を構成する /他
第U部 「一斉授業・一斉学習」から「個別最適な学び・協働的な学び」へ 第3章 「一斉授業」は「個に応じた指導」に取って代わられるべき指導法である 1 しっかりと根付いてしまった一斉授業体制 2 オープン・スペースを持った学校の登場 3 教師が望むオープン・スペースを活用した学習プログラム /他 第4章 「一斉学習」を読み替えて,「協働的な学習」を実現する 1 コアカリキュラム連盟の崩壊 2 課題解決学習を解体し,課題解決学習の骨組みを取り出してみる 3 ウェビングを通して「学習課題」「追究方法」そして「スケジュール」を計画する /他
第V部 グローバル化する世界の中で現代的な諸課題に対応する教育課程を作る 第5章 “個別最適な学び”と“協働的な学び”の一体的展開を目指す 1 教育課程における“コア”とはなにか 2 複雑で予測困難な時代に対応する“コア”を構築する 3 “協働的な学び”を通して現代的な諸課題に挑戦する /他
おわりに ―より一層充実した「個に応じた指導」の姿とは― 1 「覚える子」から「考える子」を経て,「自ら学ぶ子」へ 2 “学年制”自由進度学習 ― 一人ひとりが自分の「週間学習計画」を持つ― 3 課題選択・設定学習 ―学習者の興味・関心をベースに学習活動を組む― /他
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著者紹介 |
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加藤幸次
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1937年,愛知県に生まれる。 名古屋大学大学院,ウィスコンシン大学大学院修了。 現在,上智大学名誉教授,日本個性化教育学会会長,グローバル教育学会顧問,前アメリカ教育学会会長。
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