はじめに
T 「教科等横断的な視点に立った教育課程」編成の必要性を探る
| 1 | グローバル化・高度情報化する世界に対応した“新”教育課程を創る |
| 2 | DeSeCoが規定した「コンピテンシー」は個別的でホリスティック(総括的)な概念である |
| 3 | 専門化と総合化の錯綜するAI時代を生きる |
| 4 | 教科再編の動きを継承し、「新教科」や「超教科」を発展させる |
U 「教科等横断的な視点に立った教育課程」とはどんな教育課程か
| 1 | 教科「縦割り」制度の一大改革が求められている |
| 2 | カリキュラム編成に関する類型を再吟味する |
| 3 | 「教科等横断的な視点に立った教育課程」は「教科横断的な学習」と「生活科・総合的学習」と「領域横断的な学習」で編成する |
| 4 | 教科再編の動きを継承し、「新教科」や「超教科」を発展させる |
V 「教科等横断的な視点に立った教育課程」の参考となる実践事例を紹介する
1 第1類型:「教科横断的な学習」
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実践事例1 |
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教科横断的な学習(小学校) 身近な場面と結び付けて技能(情報活用能力)の習得を目指す関連(合科)学習:社会単元『店ではたらく人』と算数単元『見やすく整理して表そう』(小学校3年) |
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実践事例2 |
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教科横断的な学習(小学校) 身近な場面と結び付けて技能(情報活用能力)の習得を目指す関連(合科)学習:社会単元『店ではたらく人』と算数単元『見やすく整理して表そう』(小学校3年) |
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教科横断的な学習(小学校) スケールメリットを活かして技能(情報活用能力)の習得を目指す関連(合科)学習:理科単元『もののとけ方』と算数単元『割合のグラフ』(小学校5年) |
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実践事例3 |
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教科横断的な学習(小学校) 内容を関連させ言語能力を深める関連(合科)学習:国語単元『未来がよりよくあるために』と社会単元『世界の人々とともに生きる』(小学校6年) |
2 第2類型:生活科・総合的な学習の時間
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実践事例7 |
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領域横断的な生活科(小学校) 生活科を核に,国語,図工を統合した活動単元『たんぼへいこう』(小学校1年) |
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実践事例8 |
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領域横断的な生活科(小学校) 子どもの願いや思いによって引き起こされた活動単元『秋を楽しもう』(小学校2年) |
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実践事例9 |
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領域横断的な総合的学習(小学校) 子どもが切実な問題に迫るプロジェクト学習『北六自然パークを作ろう』(小学校3年) |
3 第3類型:「領域横断的な学習」
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実践事例14 |
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領域横断的な学習(小学校) カリキュラム・マネジメントを目指した,道徳、国語など他の教科、特別活動を取り込んだ生活科と総合的学習(小学校2年および4年) |
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実践事例15 |
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領域横断的な学習(中学校) 新教科「グローバルシティズンシップ科」の創設を目指した総合的学習(中学校1〜3年) |
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実践事例16 |
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領域横断的な学習(義務教育学校) 村の教育目標“ひとりだち”・“未来の担い手”を目指す村民学:ふるさと白川郷」(小学校1年〜中学校3年) |
W 学校はどのように「教科等横断的な視点」をベースに「学校の教育課程」を編成すべきか
| 1 | 「“学習の基盤”となる資質・能力」の育成と「“現代的な諸課題に対応して求められる”資質・能力」の育成を両輪とする |
| 2 | 「現代的な諸課題に関する教科等横断的な教育内容」を検討する |
| 3 | 学校の教育課程の編成に関して,4つの開発パターンが予想される |
X 「教科等横断的な視点に立った学習」にふさわしい学習方法は,どんなものが考えられるか
| 1 | メタ認知力の育成に焦点を当てて「探究学習(問題解決学習)」を発展させる |
| 2 | 「教科等横断的な学習」のための学習プログラムのあり方を問う |
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