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有田和正に学ぶ発問・授業づくり
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古川光弘/著
定価:本体1900円+税
A5判/138頁
発刊日 2022年9月15日
ISBN番号 ISBN978-4-654-02372-1
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「1時間のうちに一度も笑いのない授業を行った教師は,ただちに逮捕する!」という主張で知られる,「追究の鬼」を育てる有田和正の社会科授業の真髄を,著者自らの授業も交え,詳しく語る。
こんな方にオススメ |
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・子どもの探究心をもっと引き出したい先生方。 ・有田実践を自分の授業にも取り入れたい先生方。
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目 次 |
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まえがき
1 衝撃! 有田和正氏の授業論――「常識」からの脱却 ●有田社会科に「常識」は通用しない。全てにおいて自由である! 1 有田和正氏から学び続けて35年 2 衝撃の指導案づくり! 3 「めあて学習」からの脱却 /他
2 有田社会科に絶対的に必要なもの,それは「ネタ」(教材) ●「ネタ」のない社会科の授業は,クリープを入れないコーヒーと同じである! 1 授業は「ネタ」(教材)で決まる! 2 「ネタ」の4つの選定要件 3 古川が必ず追試した「6年生ネタ」ベスト3
3 有田流「ネタ」開発ノウハウ ●教材開発に必要な7つの基礎技術 1 逆思考の訓練をせよ 2 常に複数のテーマを追究せよ 3 現地主義をつらぬけ /他
4 有田氏のネタや発問は,日本中どの教室でも通用する! ●社会科発問の定石化を目指して! 1 社会科発問の定石化理論 2 「バスの運転手」の授業(2年生)を例に 3 「地球の歴史・人類の歴史」の授業(6年生)を例に /他
5 使用する「ネタ」(教材)を,練り上げ,絞り込む! ●有田社会科は,きわめてシンプルな構造である! 1 使用する教材を練り上げ,絞り込む 2 有田式ワークの活用を!
6 常識となっている授業形態への問題提起! ●有田式“オープンエンド型”授業形態の提案 1 本物の「授業」との出会い 2 「はてな?」を生み出す仕掛けを仕組む
7 「はてな?」を生み出す有田社会科のメカニズム ●有田社会科では,「ゆさぶり」が,きわめて大きな要素となる! 1 有田社会科のメカニズム 2 「既知」を「未知」に変える「ゆさぶり」は,このように仕掛ける 3 「ゆさぶり発問」を3つの視点で整理する
8 どのようにして話し合いを成立させるか? ●授業は布石の連続 1 話し合いの3要素・2条件 2 意見の対立を引き出す2つの方法 3 発言のしかたを鍛える /他
9 「はてな?帳」で育てる“追究の鬼” ●ノートは思考の作戦基地である! 1 「はてな?帳」とは? 2 「はてな?帳」でねらうものとは?
10 「調べ方技能」が身に付く鍛え方 ●調べ活動のツールは,こう活用する! 1 「調べ方技能」を鍛える! 2 調べ学習で活躍する「三種の神器」
11 自分なりの板書技能を身に付けよう! ●有田実践は,板書も自由である! 1 5 つの「教育技術」 2 自分なりの「板書技能」を工夫しながら身に付けよう! 3 1 時間の板書ができ上がるまで
12 授業を楽しもう! いつも笑顔で! ● 1 時間のうちに一度も笑いのない授業を行った教師は,ただちに逮捕する! 1 アイコンタクトを身に付けよう 2 子どもの発言は食い入るような目線で 3 授業を楽しもう
13 教育技術は人柄なりや? ●有田実践は,永遠に不滅である! 1 「つまずき」を生かした名人芸に学ぶ―「つまずき」が「つまずき」でなくなる!― 2 教育技術は人柄なりや?
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著者紹介 |
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古川光弘
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昭和37年6月8日兵庫県生まれ。神戸大学教育学部初等教育学科卒業。兵庫県佐用町立三河小学校校長を経て,現在,兵庫県佐用町立上津中学校校長。サークルやまびこ所属。『子どもの心をどうつかむか』を生涯のテーマとし,日々の実践にあたる。これまでの教室実践の足跡は,500本に及ぶ雑誌論文や著書・共著などにまとめ発表している。セミナー・講座・校内研講師も300回を数え,現在も日本各地を訪れている。教育界の巨星,有田和正氏から学び続け,有田氏の「教材・授業開発研究所」の事務局を担っている。現在,「教材・授業開発研究所」の活動としてML(メーリングリスト)を主宰し,全国500人以上のメンバーと情報の交換を行っている。さらに,有田和正継承セミナーを全国的に展開し,有田氏の実践の継承に努めている。
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