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学級づくりの深層
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多賀一郎・堀 裕嗣/著
定価:本体2200円+税
A5判/162頁
発刊日 2015年11月20日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01924-3
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日本の教育現場をリードする小中の現職教師二人が、「いじめの予兆が、なぜ捉えられなかったのか」と問うマスコミの姿勢についてや、学級崩壊の多い5年生の11月の問題、スーパーティーチャーの限界等、「学級づくり」という視点で今日の教育現場の重要課題について縦横無尽に語る。好評『国語科授業づくりの深層」に続く、第2弾!
こんな方にオススメ |
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・学級づくりの真髄を先達から学びたい先生方。 ・小学校教育と中学校教育の違いとつながりに興味のある先生方。 ・失敗について悩んでいる先生方。
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目 次 |
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まえがき
第一章 対談 学級づくりの深層 危機管理と学校 子ども理解と教師の世界観 校内研修会と教師の力量 理想の教師像と教師のチーム力
第二章 次年度に崩れる子どもたち 前の年に荒れの芽が育つ(多賀一郎) 締め付けるとはどういうことか? 学級ではなく、個を育てる /他 学級担任制の危うさ(堀 裕嗣) 学級担任制と教科担任制 縦軸(時間軸)と横軸(空間軸)
第三章 同調圧力の構造 「どの子も違うように」育てる視点を持つ(多賀一郎) いくつからの同調圧力なのか? 教師からの同調圧力 /他 二つの<空気>(堀 裕嗣) 上位者の意図と全会一致ファシズム 上下関係とフラット関係 /他
第四章 今どきの子ども理解 世の中を映し出す今どきの子ども(多賀一郎) 分離不安がなぜ今クローズアップされるのか SNSは存在してしまった /他 了解不能の<他者>(堀 裕嗣) <子ども理解>論と結果論 <こちら側>と<あちら側> /他
第五章 授業づくりと学級づくり 授業づくりを学級づくりとリンクさせる(多賀一郎) 授業のコミュニケーションとは何か 授業と学級が一体化する /他 地味で堅実な授業づくり(堀 裕嗣) アリバイづくりの授業 最低限のコミュニケーション能力 /他
第六章 学年づくりと学級づくり 「チーム」という考え方(多賀一郎) 小学校での学年づくりの難しさ 危機意識の共有 /他 一体感と引き際(堀 裕嗣) 誇りと責任 子ども集団と教師集団 /他
第七章 語られない失敗事例―教師の力量形成のために やはり語れない失敗はある(多賀一郎) 失敗は語られないものだ 失敗を語れない時期がある /他 若い教師に贈る四つの言葉(堀 裕嗣) 成功しようとする人と実験しようとする人と 教師らしい自分と自分らしい教師と /他
あとがき
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著者紹介 |
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多賀一郎・堀 裕嗣
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●多賀一郎 1955年兵庫県生まれ。追手門学院小学校講師。神戸大学附属小学校を経て私学に永年在籍。元日本私立小学校連合会国語部全国委員長。親塾での保護者教育、若手のためのセミナー他、公立私立の小学校で指導助言をしている。
●堀 裕嗣 1966年北海道生まれ。1991年札幌市中学校教員として採用。1991年「実践研究水輪」入会。1992年「研究集団ことのは」設立。現在、「研究集団ことのは」代表、「教師力BRUSH-UPセミナー」顧問、「実践研究水輪」研究担当を務める傍ら、日本文学協会、全国大学国語教育学会、日本言語技術教育学会にも所属。
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