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多賀一郎の荒れない教室の作り方
「5年生11月問題」を乗り越える



多賀一郎/著

定価:本体1800円+税
A5判/130頁
発刊日 2016年6月10日
ISBN番号 ISBN978-4-654-01934-2

学級の荒れのピークである「5年生11月」に焦点を当て、5年生の荒れを深く考察する中で、全ての学年に通ずる「荒れ」に対する手立てや予防法、考え方を紹介。学級経営に悩む教師必読!

こんな方にオススメ
・著名な実践家である著者の「荒れ」への対処法や予防法を知りたい先生方。
・学級の「荒れ」にお悩みの先生方や、「荒れない教室」づくりを目指す先生方。
・小学校教師を目指す大学生の方。

目 次
はじめに ― 5年生が11月に「荒れ」始める

T 「5年生11月」の意味って何?
崩壊の数は6年生が多い?
6月、11月、2月は、「荒れの三大山場」
11月危機は、どの学年にもある /他

U 5年生はどういう時期か?
4年生との違い
6年生との違い
男女の成長の違い
ピア・プレッシャー(同調圧力)が強くなってくる
思春期に片足を突っ込んでくる /他

V 4年生からのつながりがポイント

4年時の教師からの圧力が強すぎる
「4年のときはちゃんとさせていた」の真実
ギャングエイジがなくなってきた /他

W 教師の力量と「荒れ」の関係

学級はなぜ荒れるのか
こういうときに荒れが起こる
 トラブルで納得させられない/授業が分かりにくい(おもしろくない)/
 子どもを思うようにコントロールしようとする/子ども個々とのパイプがない /他

X 教師と5年生との関係を考える

思春期との付き合い方
男女に分けた対応を

Y 保護者と5年生との関係を考える

かわいい子から違う存在へ
異性の親への嫌悪
力で抑えられなくなる /他

Z 荒れ出したときの授業の改善
スキルでは対応できないと知れ
楽しさの保障
活動を中心に(アクティブ・ラーニング) /他

[ 最後まで教室に立ち続けるために
ハードルをぐんと下げる
子どもと個別につながる手立てを持つ
聞いてもらえなくても成立する授業の工夫を /他

\ 「5年生11月」への予防ポイント

9月のリスタートがポイント
行事の乗り越え方がポイント
日常の基礎基本行動がポイント /他

] 荒れる子どもの思いを読み解く
◆荒れをチェックするための表
大人不信
他人への思いの欠如
ピア・プレッシャー(同調圧力) /他

おわりに


著者紹介
多賀一郎

神戸大学附属住吉小学校を経て、私立小学校に永年勤務。現在、追手門学院小学校講師。元日本私立小学校連合会国語部全国委員長。元西日本私立小学校連合会国語部代表委員。
若い先生を育てる活動に尽力。公私立の小学校・幼稚園などで講座・講演などを行ったり、親塾や「本の会」など、保護者教育にも力を入れている。
ホームページ:「多賀マークの教室日記」  http://www.taga169.com/
その他の関連書籍(黎明書房刊)
教師のための力量形成の深層』多賀一郎・堀 裕嗣著
学級づくりの深層』多賀一郎・堀 裕嗣著
国語科授業づくりの深層』多賀一郎・堀 裕嗣著
言葉と俳句の力で心が育つ学級づくり』多賀一郎・山本純人・長瀬拓也著
一流教師が読み解く 教師力アップ! 堀裕嗣・渾身のツイート30』堀 裕嗣・多賀一郎・中村健一・長瀬拓也著
今どきの1年生まるごと引き受けます』多賀一郎著
教室からの声を聞け』多賀一郎・石川 晋著
一冊の本が学級を変える』多賀一郎著
今どきの子どもはこう受け止めるんやで!』多賀一郎著
全員を聞く子どもにする教室の作り方』多賀一郎著
子どもの心をゆさぶる多賀一郎の国語の授業の作り方』多賀一郎著
教室で家庭でめっちゃ楽しく学べる国語のネタ63』多賀一郎・中村健一著

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