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一人ひとりが聞く子どもに育つ教室の作り方
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多賀一郎/著
定価:本体1900円+税
A5判/141頁
発刊日 2019年12月10日
ISBN番号 ISBN978-4-654-02326-4
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名著『全員を聞く子どもにする教室の作り方』から7年。さらに進化した全教師待望の相手の話が聞け、「対話」ができる子どもを育てるための指導の手立てを詳述。著者による協同学習の授業の指導案も収録。
こんな方にオススメ |
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・一人ひとりに合った、上手に「聞く」指導を行いたいと考える先生方。 ・子どもの「聞く」力を育みたいと考える先生方。 ・主体的に行動する、「対話」のできる子どもを育てたいと考える先生方。
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目 次 |
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まえがき ― 一人ひとりの「聞く」を深める
第1章 対話(話し合い)がつながらないのは、どうしてか 1 全国的課題「つながる」 2 「聞く力」が対話をつなげる 3 受け身の「聞く」から主体的な「聞く」へ
第2章 そもそも「対話」とは何か 1 「対話」の定義が異なっている 2 対話とディベートの違い 3 説得から納得へ
第3章 聞けない子どものタイプを知る 1 メンタリストにはなれない 2 個別に子どもを見取るということ 3 インクルーシブな視点を持つ 4 聞けない子どものタイプとその手立て A 話し手に関心を示さない B 自分の興味関心のあるものに没頭しすぎる C 自己顕示欲が強い D 他人のことが読めないから不安 /他9事例
第4章 協同学習における「聞くこと」 1 「協同学習」とは? 2 「聞き合い」で育つもの ・ 「聞き合い」とは何か? ・ 「聞いてもらえた」効果 ・ 聞き方自己評価 /他 3 「対話」にもレベルがある ・ どの学年でも同じ? ・ 「隣同士で話し合ってごらん」って何? ・ 隣同士の各学年での話し合いのポイント
第5章 話すのが苦手な子どものタイプを知る A 話し下手 B 話すことに自信が持てない C 話に入るタイミングがつかめない D 他者を気にしすぎる E 謙譲の美徳 F 考えがなかなかまとまらない
第6章 問いかける力(質問力) 1 積極的に聞く力 ・ 相手自身に関する関心 ・ 相手の話す内容への関心 ・ 関心を高めないと質問意欲はわきにくい 2 「質問」の落とし穴 ・ 相手には感情がある ・ 問いかけが攻撃になる 3 質問の根底に持つべきもの 4 相手の良さを引き出す 5 質問の準備を整える
■資料 協同学習における「聞く」授業の実際 ?「聞き合いの授業」 *「聞きやすさ、話しやすさを考える」 ?こういうところで「聞き合い」を ―アクティブ・ラーニング型授業について― *「『宮沢賢治の〇〇』を探る」
あとがきにかえて ―「対話は形式だけでは成り立たない。」 個々の思いをどう読み取るか ■参考文献
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著者紹介 |
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多賀一郎
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神戸大学附属住吉小学校を経て、私立小学校に長年勤務。現在、追手門学院小学校。専門は国語教育。元日本私立学校連合国語部全国委員長。年間100回以上、公私立校で指導助言をしている他、親塾等の保護者教育に力を注いでいる。また、教師塾やセミナー等で、教師が育つ手助けをしている。絵本を通して心を育てることをライフワークとして、各地で読み聞かせの活動もしている。 ホームページ:「多賀マークの教室日記」 http://www.taga169.com/
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